望郷太郎 各巻の超あらすじと感想
「望郷太郎」という漫画ですが、とても面白いです!簡単に言うと、世界滅亡後、500年の冬眠から覚めた主人公が、文明のない世界を冒険していく物語です。冒険漫画が好きな方、能力が無いバトル漫画が好きな方、絶望からのストーリーが好きな方には、絶対に読んでいただきたい漫画です。本屋の最新刊コーナーを見ていたら、哀愁漂う表紙絵を見かけ、気になって読んでみたらめちゃくちゃ面白かったという具合です!テレビでは、ケンドーコバヤシさんも絶賛しておりました。本屋さんでの導入が少ないのか、すぐ売り切れてしまうのか、いつも欲しい巻が無く、ネットで買うことをオススメします!
「望郷太郎」という漫画は、週刊モーニングで連載しているSF漫画。作者は山田 芳裕先生。代表作は、「デカスロン」、「ジャイアント」、「へうげもの」などです。
内容は、主人公の舞鶴太郎は、シェルターで500年の冬眠ののち蘇生した。変わり果てた500年後の世界での冒険を描いた物語。文明が廃れた世界で、道を切り開いていく太郎。必死に生きていく中で、様々な人と出会い別れを繰り返し、成長していく物語が面白いと感じます。人と人が争いあうシーンが多いですが、絵のタッチからか、そこまで残虐な感じもないので読みやすいです。とても癖になる漫画、「望郷太郎」オススメです!
望郷太郎 登場キャラクター
舞鶴太郎
本作の主人公。元、舞鶴通商のイラク支社長。500年の冬眠を経て、冒険に旅立つ。
パル
太郎が倒れているところを救った人間。文明が廃れた世界に生き、死んだ者は親であろうと食べる習慣がある。また、文明の力に頼ろうとしない。
ミト
太郎が倒れているところを救った人間。パルと旅をしている。
プリ
パルの妹。マリョウに捕らわれる。
ハッタ
ヤープト村を変えようとする男。
望郷太郎 の超あらすじ
望郷太郎 1巻 の超あらすじ
- シェルターで太郎は目を覚ます
- 太郎は500年冬眠していたことに気づく
- 大寒波により世界は初期化されていた
- 人の歴史をさかのぼりイラクから日本を目指すことに決めた
- 二人の人間に拾われる
望郷太郎 1巻 の感想
設定が面白く、世界滅亡後の世界観に、どうなっていくかワクワクする。なぜか、言語がわかっていくところが気になってしまうが笑 この謎については一切語られていない。1巻でこんなに惹きつけられる作品は久々である。
望郷太郎 2巻 の超あらすじ
- 日本を目指して旅は続く
- 大祭りという大切なものを交換しあう儀式を知る
- パルの故郷である西の村と中の村は大祭りで互いの強さを争った
- マーという石がこの世界では金だということを知る
望郷太郎 2巻 の感想
文明が発達していない場所でも、人と人とが争ってしまう。そこに文明をもった太郎がかかわっていく姿が面白い。読めば読むほど、大人に刺さる漫画だなあと改めて感じた。
望郷太郎 3巻 の超あらすじ
- 太郎たちは東の村の追手たちに襲われる
- 中の村と東の村の戦争が始まる
望郷太郎 3巻 の感想
太郎の頭の良さ、駆け引きのうまさが見えてくる巻。一度終わった世界でも、お金は生まれるのだ。
望郷太郎 4巻 の超あらすじ
- 太郎は大きな病に苦しむ
- パルは人の住むヤープト村にたどり着き薬を手に入れようとする
- 太郎はマーに価値を見出しているヤープト村を買い占めることを決意する
望郷太郎 4巻 の感想
支社長まで上り詰めた太郎の力が、どんどん発揮されていく。パルと太郎の絆が深まっていく巻。そして、欲望から生まれた悪が見えてくる。皆が手を取り合う世界を作るのは難しいのかと考えてしまう内容であった。
望郷太郎 5巻 の超あらすじ
- 太郎たちは鉄のマーをつくりはじめる
- ヤープト村の夏祭りが始まる
- 太郎はヤープトの兵に演説を行い、命がけで鳥の化身を演じる
望郷太郎 5巻 の感想
巨大な悪に立ち向かう、太郎達。命がけで村を変えようとする太郎がとてもかっこいい。パルやハッタの活躍する場面もとても面白い。まっさらになった世界がどう進んでいくのか、次巻を早く読みたくて仕方がない。
望郷太郎 6巻 の超あらすじ
- パルとトゥルンの力比べが始まる
- マリョウの国とヤープト村との決着
- 太郎たちはマリョウの国に乗り込む
望郷太郎 6巻 の感想
ヤープト村編もついに決着。決着になるきっかけが何とも面白いというかなんというか、不思議な感覚だった。マリョウの国編では遂にプリが登場。この先の展開がとても気になります。